2018.04.14
2018.04.14
ラフティングといえば、激流をゴムボートで下るエキサイティングでちょっとスリリングなイメージのレジャー。
過去に何度かラフティングを経験してきましたが、子どもが産まれてからはすっかり疎遠に…。最近はようやく長男が小学生になり、そろそろ一緒に自然のなかで遊びたいなぁと思うように。でもラフティングは「遊びとして小さな子はちょっと激しくて危ないんじゃないのかな?」という心配もあるのが本音。しかもそもそも年齢制限があって子どもの参加ができないツアーがほとんど。ところが2018年のこの春、美濃加茂で子どもと一緒にラフティングを楽しむことができる施設、リバーポートパークがオープンしたという情報をキャッチ。
一度行ってみたい!ということで、何をするのかさっぱり分かっていない様子の子どもたちと一緒にさっそく足を運んでみました。
受付けを終えると子どもサイズが完備された装備を受け取り、男女それぞれの更衣室へ。
ウェットスーツに着替え、いつもとは違う恰好に何が起きるやのら…、と子どもたちは大はしゃぎ。
着替えの後はすぐにはボートに乗らず、ベテランガイドの方達からパドルの持ち方やボートの漕ぎ方のコツ、そして川に落ちたときの対処方までわかりやすく丁寧に教えてもらいます。
ここでふざけていた子どもたちの顔がギュッと凛々しい表情に。危険もあるけど怖い遊びではない、そんなふうに教えてくれるガイドの方達のサポートは重要な安心ポイントのひとつ。子どもたちの凛々しい表情は、怖いというよりは「自分が主役でボートを漕ぐ!」という真剣さそのもの。未就学の次男もすでに自分で漕ぐ気、満々!です。
ゆったりとせせらぐ木曽川。
急流が少なく転覆などの恐れもそれほど多くないというのも、子どもとラフティングを楽しむためのもうひとつの安心ポイント。
ガイドの方達はボートに便乗せず、自分たち家族だけでそれぞれのボートに乗り込みます。どこに進むのか、どうやって進むのかは自分たち次第。家族の団結力が問われます(笑)
「さぁ漕ぎだすぞー!」と子どもたちのテンションは最高潮。
広い空の下、自分たちの力でボートを漕ぎ進む楽しさと、川のせせらぎをすぐそこに感じられる自然との一体感…。
途中漕ぎ疲れたのか(飽きた?)、次男はゆったりと進むボートの揺れに身を任せ、ぼ~っとくつろぎだす。子どもたちの幅広い年齢それぞれの楽しみ方ができそうです。
ゆったりと…とはいえ、ただただのんびりと川の流れの通りに下っていくだけではありません。
時に急流ポイントもあり、ここではチームワークが肝心。小学生以上ともなれば「次は右!」「いっぱい漕いで!」と、自分なりに考えながら舵を取ります。頼もしい!
興奮気味で流れを越えたあとはみんなでパドルを合わせて「イエーイ!!」。家族みんなが心を合わせるなんとも嬉しく、楽しい瞬間です。
もちろん、暑い夏にはザッパーンッと飛び込みだってOK。大人も子どもたちと一緒になって思いっきり川あそびを満喫できます。
2時間以上のラフティングツアー。くたくたに疲れるかな?と思いきや、子どもたちは「もっと乗ろうよ~」と名残惜しい様子。
急流を下るスリルあり、ボートの上でくつろぐのんびりタイムあり、半日では足りない!というのが家族みんなの共通意見。
ここではラフティングの後もバーベキューをすることができ、家族で一日楽しめるプランやサービスが充実。疲れたお父さんはうとうとお昼寝も…。
道具や装備もほとんどすべて用意してもらえるので、少ない荷物で遊べるのも魅力的。子どもたちの五感をたっぷりと刺激できる一日にできること間違いなし!きっと家族で心から笑って遊んだ一日は、子どもたちの記憶の片隅に残り続けることでしょう。ここならそれぞれの家族ならではの楽しみ方を発見できそうです。